白鳥山成道寺(福岡県田川市)
白鳥山成道寺(福岡県田川市)。
成道寺境内に七重の塔があります。
説明版。
名称 | 白鳥山成道寺の七重の塔 |
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所在地 | 福岡県田川市白鳥町 |
駐車場 | 有 |
備考 | 説明版より。この塔は、地上から約三,六メートルで、かって九重塔であったとのつたえがある。塔身の高さは約48センチ、幅約46センチで、四方に仏像を浮き彫りにしているが摩滅のため尊名は確かめにくい。九輪の中央部には折れた形跡があり、また相輪の一部は簡略化されている。鎌倉時代から南北朝時代のものと見られ、豊前地方では、類を見ない優れた石造物である。一般に「小督局の供養塔」と呼ばれている。 |
小督局 | ウィキペディアより。時は平氏全盛の平安朝最末期、時の帝であった高倉天皇は最愛の寵姫を亡くし悲嘆に暮れていた。見かねた中宮(清盛の娘である平徳子)は天皇を慰めようと、美貌と音楽の才能で名高かった中納言の娘を紹介する。宮中に上がった中納言の娘は小督局と呼ばれ、天皇の寵愛を一身に受けた。しかし、中宮の父である平清盛は、天皇が中宮である娘を差し置いて小督に溺れる事に怒り狂い、小督を宮中から追い出してしまった。小督は清盛を恐れて嵯峨に身を隠し、天皇とも音信不通となってしまう。天皇の嘆きは深く、密かに腹心の源仲国(宇多源氏・源仲章の兄)を呼び出して小督を秘密裏に宮中に呼び戻すよう勅を賜った。ちょうど仲秋の夜のこと、月が白々と照る中を嵯峨野に出かけた仲国は、小督が応えることを期待して得意の笛を吹いた。すると、見事な想夫恋の調べがかすかに聞こえてくるので、音のするほうに向かうと、果たして粗末な小屋に小督が隠れ住んでいた。最初、小督は清盛を恐れて宮中に帰るのをしぶるが、「想夫恋」の曲で彼女の真意を悟っていた仲に押し切られこっそりと天皇の元に帰ってきた。二人はひっそりと逢瀬を重ねるが、清盛におもねる者から秘密が漏れて、小督は無理やり出家させられてしまう。能の「小督」はこのうち嵯峨野の場面に取材したもので、伝金春禅竹作の四番目物。現在も比較的盛んに上演される、美しくも哀切な名作である。 |
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成道寺本殿。
こんなものもあります。「励まし地蔵尊」。