内尾薬師如来坐像(1)

内尾薬師如来坐像。(苅田町
天台宗宝蔵院相圓寺入り口。

説明看板。古くなっている。

この堤の先が参道入り口。第七番札所 九州四十九院薬師霊場

殿川ダムの堤が駐車場になっている。参道入り口。

殿川ダム湖

殿川ダム。

湖畔が長い参道になっている。

石碑がある。

[
天台宗宝蔵院相圓寺。

内尾薬師如来坐像の説明。

名称 内尾薬師如来坐像
住所 苅田町大字馬場
駐車場
備考 町内の西部側馬場地区の殿川ダムの北岸に天台宗宝蔵院相圓寺がる。鍾乳洞窟内に安置されている相圓寺の本尊薬師如来座像は3mに近い巨大仏で、作風は国東の仏教文化の系統をひき、現存する中では最も北限にあると言う。仏像は江戸時代に小笠原氏によって修復されてその際、江戸時代そのままの様式を取り入れたため2/3は江戸時代のものであるが、藤原〜鎌倉時代の作と認められている。また、このような大きな座像自体非常に貴重なものである。明治13年の寺院明細帳に「本尊薬師如来にて創立年月日は不祥なるも、元禄元年3月、領主小笠原左近衛将監、薬師如来座像を拾遺し堂宇を建立し廃藩置県当時に至る迄、毎年米四石を給与し、祭祀の糧となさしめた」と記されている。