八幡古表神社(福岡県築上郡吉富町)(1)

八幡古表神社(福岡県築上郡吉富町)(1)


由緒。残念ながら判読できない。

名称 八幡古表神社
住所 福岡県築上郡吉富町小犬丸353−1
駐車場 有(無料)
備考 築上郡で大富(おおとみ)神社(豊前市四郎丸)とともに明治時代に県社という格式をうけていた吹出(ふきで)の浜(高浜)の八幡古表社は同社の縁起では、奈良時代(天平16、744年)、宇佐宮が初めて放生会(ほうじょうえ)を行なったとき、広津より参加したご神体および細男(くわしお)の木像を現在の地に安置したことに始まるといいます。祭神は、応神天皇(八幡神)の母、神功(じんぐう)皇后と虚空津姫命(そらつひめのみこと)の二神です。神功皇后宇佐神宮に祭られたのは、平安時代の初めのことですから、八幡古表社が神功皇后を祭ったのもそれ以後のことだと思われます。ここには有形・無形の重要な文化財が多く保存されていますが、中世の記録類は残念ながら残っていません。祭礼として、桜会(さくらえ)では鎮花(はなしずめ)祭がおこなわれています。また、放生会・乾衣祭(おいろかし)などが存続しています。

狛犬

土俵がある。

神相撲 八幡古表神社に伝わっている傀儡子とそれを操っての傀儡子の舞(細男舞)と神相撲は、古表神社の長い歴史と共に特色ある民俗文化として今日まで伝承してきています。八幡古表神社 鎌倉時代から始まり、その後、継続的に行われましたが、昭和の初期に本格的に復元され現在は、この貴重な文化財を途切れることなく後世に伝えるため細男舞・神相撲保存会により伝承活動が行われています。飛び掛り相撲 奈良時代に始まる宇佐神社の放生会に古表船を出し、傀儡子(木彫りの操り人形)を操って細男の伎楽を奏したのが起源とされ、東西10体ずつの神々によって逐次、勝ち抜き相撲。次いで東・5体の神々と西・住吉神の飛び掛り相撲。次いで東・11体と西・住吉神の押し合い相撲。最後に、東西4体ずつの女神による八乙女舞が奏されて終わります。

神相撲、傀儡子の舞(細男舞)は神舞殿で行われるそうです。

神門。

手水舎。

井戸があります。