大冨神社(福岡県豊前市)(2)

大冨神社(福岡県豊前市)(2)。
拝殿。

拝殿内部。

本殿前の狛犬。手足が大きい。

本殿。

本殿 本殿は嘉永5年(1852年)の建造。本殿の軒は桔木(はねぎ)構造であるが、通常の一本の拮木で軒を支えるのでなく、桔木を二重に使って軒を支える独特の構造で、便宜的に「はかり桔構造」と名づけられ、全国的に見ても建築学的に貴重な軒構造とされている。



本殿の扁額。左から。

八幡大神 応神天皇仲哀天皇神功皇后
大富神社 表筒男命中筒男命底筒男命
宗像神社 田心姫命湍津姫命市杵島姫命


「勅使井」。

勅使井 説明看板より抜粋。社記によれば勅使(天皇の特使)が当社に参向の時、この井戸水を汲んで炊事に用い、或いは茶水に為した事から「勅使井」の名が付いたと伝えられる。奈良時代以降、宇佐神宮へたびたび勅使が使わされその道中この地方に宿泊された時は古例従って「勅使井」の御神水を差し上げた、明治以降は八回勅使参向があり、現在では十年毎に遣わされ宇佐神宮勅祭が行われている。以下略。