駛馬天満宮(福岡県大牟田市)

駛馬天満宮(福岡県大牟田市)。
楼門。

手水舎。

名称 駛馬天満宮
住所 福岡県大牟田市宮原町1丁目191
駐車場
備考 当神社は、学問の神様で有名である菅原道真公をお祀りしています。菅原道真公が大宰府に流された時、明鏡に向かい自画像を描かれ、悲嘆にくれている都に残された北の方(奥方)や子息を慰めんために自画像を送られた。その自画像をご神体として、宮原の地に承平三年(933年)十一月二十五日に社殿を造営しました。全国の天満宮の中でも古くから鎮座しております。道真公は、学問の神と慕われており、また人々の幸せを願われる真実の神様としてもご神徳を与えておられます。境内には、県の文化財の石塔が二基祀られています。一度お参りください。

狛犬

宮原石層塔残次 大牟田観光協会ホームページより。藤原助次の遺作として有名であり、現在の形態は、後年の積み替えによる順序転倒でまことに奇妙な形をしているが、もと五重石塔であったことは、銘文によって明らかである。すべて阿蘇溶岩すなわち凝灰岩を材石とし現存する部分は、凸字形の基礎八角形の塔身、笠石二個、扁平四角の塔身、九輪の一部に過ぎず、それに他塔の塔身と思われる筒形のものが混入している。これを原形で下からいえば、(一)基礎、(二)第一層笠石、(三)第一塔身、(四)第三層笠石、(五)第二層塔身、(六)他塔の塔身、(七)九輪の接着したセメント、(八)九輪の一部である。総高二百九cm、混入物を除けば、百六十五cm。この塔の原形を想像すれば、五層上、露盤相輪を頂く、三m以上の堂々たるものであったと思われる。





拝殿。

鷽替神事 大牟田観光協会ホームページより。起源不詳ではあるけれども、明治八年、時の神官田尻正諠により益々盛んになり、その後大祭毎に参拝者が多くなり、各自求めた木鶯を手にして「替えましょ、替えましょ」と呼びあいながら鶯を替えあうのである。その鶯には番号が書かれており、祭り最終日の二十五日の夜十時より、神前において祭典をおこない当り番号を決めるのである。そしてその当り番号を持っていた人が、金の鶯をもらえるわけであり、そして手にした人は、大いに幸運を得ると云われている。うそ鳥は頸から頬にかけて美しい紅色をほどこし、背や腹の羽は、ねずみ色と尾が黒い小鳥で琴をひいたような美声で有名である。木鷽はこの鳥が木に止った形で、カゴの木を材料とした郷土色豊かな逸品である。此の由緒については、一年中の嘘を天満宮の神前で鶯と交換して誠に取り替え罪を滅ぼすためであると云われている。

手水舎。

拝殿内部。

本殿。

本殿後方。屋根しか見えません。