大バエ灯台,生月島塩俵断崖(長崎県平戸市生月町)(1)

生月島塩俵断崖,大バエ灯台長崎県平戸市生月町)(1)。


この付近一帯が遊歩道になっています。今回は車を利用することにします。

名称 生月島塩俵断崖の柱状節理、大バエ灯台
所在地 長崎県平戸市生月町御崎


かなりの断崖です。

生月島塩俵断崖 今から1000〜600万年前には、この地方では大規模な火山噴火が何度も起き、その都度、溶岩流が大量に噴出して地表を覆い、平戸層群の上に何層にもわたる岩(松浦玄武岩)の層を作りました。溶岩は、その中に溶け込んだ物質によって粘性が左右されますが、生月島周辺で噴出したのは、粘性が低いさらさらした溶岩だったので、上に積もらず広く広がっていきました。そのためこの溶岩によってできた山は、頂上がなだらかな溶岩台地という地形になりました。生月島の南部にある山頭草原は、その地形の典型的な例です。また、溶岩台地が海に交わるあたりには、波の浸食を受け、大規模な海食崖が発達しています。塩俵断崖もその一つです。