作用姫岩(佐賀県唐津市)
作用姫岩(佐賀県唐津市)。
大伴狭手彦(おおとも のさでひこ)との悲恋で有名な作用姫です。
説明板。
名称 | 作用姫岩 |
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所在地 | 佐賀県唐津市和多田先石 |
駐車場 | 有 |
備考 | 作用姫岩。昔、都より兵を率いて松浦の里に滞在していた大伴狭手彦は、長者の娘作用姫と恋に落ちました。やがて新羅出兵を命じられた狭手彦に船出の日が訪れました。作用姫は鏡山の頂より領巾(ひれ)を振り名残を惜しみ、ついには船を追って呼子の加部島へと渡り、別れの悲しみのあまり石になってしまいました。と語り継がれたのが、日本三大悲恋物語に数えられる「松浦作用姫」伝説です。万葉の歌人達に数多く詠まれた「作用姫」は、後々まで詩歌や能等の文学や演劇の題材になっています。その作用姫が鏡山(領巾振山)から飛び降りたのが、この松浦川河口の花崗岩の上で、今でもその足跡がくぼんで残っていると伝えられ、この悲恋物語の一頁となっています。 |