須玖、岡本遺跡

須玖、岡本遺跡にある奴国の丘公園です。
この一帯はおびただしい遺跡、遺物があります。


資料館です。

名称 奴国の丘資料館
場所 福岡県春日市岡本3−57
開館時間 午前9時〜午後5時(入館は4時30分まで)
休館日 第3火曜日(祭日の時はその翌日)、12月28日〜1月4日
入館料 無料
駐車場 22台(無料)
備考 奴国の中心地とされる岡本周辺には、弥生時代の遺跡が密集しており、国指定史跡である須玖岡本遺跡もその中のひとつです。

覆屋がある。

ウィキペディアより
弥生時代中期の甕棺墓や土壙墓・木棺墓などの埋葬遺跡からなる墓地、およびこれに伴う祭祀遺構の遺跡。公園頂上部に設けられた2棟の覆屋(おおいや)の中に発掘調査時の状態で保存されている。1979年とその翌年に行われた発掘調査において確認されたもので、116基の甕棺墓、およびそれぞれ9基の土壙墓と木棺墓のほか、多数の壙墓が検出されている。調査前に墓地の一部が破壊されていたことから、既に破壊を受けたものを含めるとその埋葬遺構は本来300基以上に及んでいたものと推定されている。出土遺物としては、完形を保った小銅鐸の鋳型(縦6.3センチメートル、幅4.2センチメートル)や、墳墓に伴う遺物として木棺墓から出土した鉄剣などがあり、いずれも春日市埋蔵文化財収蔵庫にて保管・展示されている。また墓地西側の低部の平坦面において住居跡群も検出され、弥生時代の墓地と集落との関係を理解するうえで貴重な遺跡として、1986年に国の史跡に指定されている。
覆屋の中は発掘された状態で保存されている。


竪穴式の住居跡

王墓の上石 [編集]
ウィキペディアより
公園内の東の一角にある大石。1899年に、こ大石の下の甕棺墓からおよそ30面の中国の前漢鏡、また銅剣2本、銅矛5本、銅戈1 本、中国からもたらされたであろうガラス璧(へき)、日本産のガラス勾玉1 個、ガラス管玉多数などの多数の副葬品とともに甕棺墓が検出されたことで、これが厚葬墓(王墓)の上石(うわいし)であるものと判明した。大石は甕棺墓の上に標石状にのせられていたものと考えられ、発見時の記録とその後の周辺の調査から、王墓が方形の墳丘墓であったことも判明した。1998年に移設され以後の姿に至っている。