福井洞窟(長崎県佐世保市)(1)

福井洞窟(長崎県佐世保市)(1)。
神社になっています。


遺跡は前を川が流れていて、道路を挟んであります。
古代の小さな集落の遺跡はこんな感じが多いですね。

名称 福井洞窟
住所 長崎県佐世保市吉井町福井
駐車場
備考 説明看板より。この洞窟は、洪積世(約3万年前)から沖積製(現世)にかけて人類が居住地として利用した遺跡です。昭和11年、社殿改築のため、洞窟床面が約1m掘削されたおり、土器、石器、人骨等が発見されました。その後、町の郷土史家松瀬順一氏(故)が学会に報告したのがきっかけとなり日本考古学協会西九州調査団による発掘調査が昭和35年から3次にわたり行われ、深さ6m16層に別れた地層から3万年を超える以前からの先史遺跡が確認されました。特に、昭和48年に佐世保市の泉福寺洞穴から「豆粒文土器」が出土するまでは当時としては、日本最古(約1万2千年前)の土器である「隆線文土器」が細石器とともに3層から発見されました。また15層からは世界最古の石器であるハンドアックス(にぎりつち)が発見されるなど、旧石器時代から縄文時代にかけての遺物が層位的に出土して、わが国の旧石器文化の解明に大きく寄与しました。

説明看板。

拝殿があり、その裏に石段があります。

なぜか稲荷神社の鳥居になっています。