荒神森古墳、荒神社(浮津島神社)(福岡県北九州市小倉南区)

荒神森古墳、荒神社(浮津島神社)(福岡県北九州市小倉南区)。

荒神森古墳の回りは住宅地域、すぐ近くを日豊本線が走っています。
古墳は削られていて全景は見ることが出来ません。墳頂には荒神社が望めます。

名称 荒神森古墳
所在地 小倉南区中曽根三丁目1番
駐車場
備考 説明看板より一部。現代は曽根平野のほぼ中心部に位置しているが、この古墳が造られた当時の海岸線は日豊本線あたりにあったと考えられることから、周防灘を間近に望んで造られたものであろう。市内最大の前方後円墳であり、全長68メートル、前方部幅・後円部経はいずれも約41メートルである。後円部が大きく前方部が短いため、全体の均整はとれていない。周濠と周提帯をもつが、現代大半が埋められてしまっている。発掘調査は行われていないため内部主体は不明であるが、墳丘上には円筒埴輪列を数段巡らせていたらしくその破片が採集される。その他には、人物や家型の形象埴輪が採集された事がある。本墳の近くには、東南側にトントンの森・カンカンの森と呼ばれる二基、北側に一基の小墳があったと伝えられており、死者の近親や従臣を葬った陪冢と考えられているが、いまはない。墳丘の形態や発見された埴輪片、須恵器などから、六世紀中頃に造られた古墳と考えられている。

荒神社。

石段を登ります。

拝殿。最近、坂道をつけたようです。

本殿。