茶毘志山古墳(福岡県北九州市小倉南区)

茶毘志山古墳(福岡県北九州市小倉南区)。
茶毘志山古墳は民家の敷地内にあります。内部や全景は見れません。
また、近所に駐車場も無く、ラーメン屋さんの駐車場に停めさせて頂きました。
停めさせて頂いたのは、写真に写っているお店ではありません。
ラーメンも頂きましたが、気持ちよく貸してくださいました。ありがとうございました。
お店の名前は、寿来軒だったかな?写真のラーメン屋さんの隣です。

説明看板。

名称 茶毘志山古墳
所在地 北九州市小倉南区東貫2-15
駐車場
備考 説明看板より。曽根平野中央の丘陵上に位置するこの古墳は、五世紀後半から末にかけて造られた前方後円墳である。現代、後円部しか残っていないが、全長54メートル〔推定〕、後円部径約30メートル後円部高約12メートル、前方部先端の幅約44メートル〔推定〕で市内第2位の規模をもつと考えられている。墳丘は、地山を整形して盛り上げた土砂を叩き締め、三段に築成している。墳丘の周囲に濠があったという説もある。又、この古墳の下には、弥生時代後期終末頃の柱穴や土器片が確認されており、弥生時代の遺跡の上に造られた古墳である。この古墳の特徴は、後円部径に対する前方部先端の幅が、基底部では大きく広がるが二段目は著しく狭長な形態〔シャモジ形〕になることである。これは段築を強調するためとされている。未発掘のため主体部は不明であるが、前方部が削られた際、石室の一部がろ露出しており。古式の横穴式石室と考えられている。遺物としては、円筒埴輪片や土師器片、土製模造鏡が採集されている。曽根平野は、市内の前方後円墳の大半が集まっているが、その中でも茶毘志山古墳は初期の造営と考えられており、この地域を支配した首長層の成立を解明していく上で重要な遺跡である。


周辺をぐるっと回ってみましたが、説明看板の辺りからしか見ることが出来ませんでした。
また、近所には上ん山古墳があります。