下山古墳(大分県臼杵市)

下山古墳(大分県臼杵市)。
臼塚古墳の近所にあります。石甲が出土しています。
石甲が出土したのは大分県では臼塚古墳と下山古墳の2基だけです。
近所だし、何関連がありそうですね。

舗装している道路から歩きます。

眺めが開けるところがあります。
木々がなければ、はるか遠方からも望める場所です。

名称 下山古墳
所在地 大分県臼杵市大字諏訪字下山768・769
駐車場 無(周辺)
備考 芝尾地区南側の丘陵にある、全長68メートル、後円部径46メートル、前方部幅37メートルのヒサゴ形の前方後円墳である。後円部には造り出し、陪塚が付属している。5世紀中頃の築造と推定されている。前方部と後円部の境目付近には石甲1基が立っている。大分県で石甲を有する古墳は、下山古墳と、同じく臼杵市にある臼塚古墳の2つのみである。後円部には、長さ2.5メートル、幅1.3メートル、高さ1メートルの組合せ式家形石棺があり、石棺の蓋には帯状文が浮き彫りされている。石棺からは、1951年(昭和26年)3月に大分県による発掘調査が行われた際に、男女2体の人骨をはじめ、副葬品として、銅鏡、管玉、鉄刀、鉄鏃、鉄ていなどが出土している。現在は、石棺上には覆屋が設けられるとともに、周囲には芝生が植えられて、整備されている。

前方部と後円部の間にある石甲。

説明板。フラッシュをオートにしていたら光っていしまいました。
金属の説明板のときは、フラッシュ無が良いみたいですね。

屋根で覆われています。

石棺。

後円部より前方部方角。